【帝王切開レポ⑧】回復と初乳のための母乳開通マッサージ

【帝王切開レポ⑧】回復と初乳のための母乳開通マッサージ

帝王切開から3日

昨晩は傷口の痛みが激しく2時間しか睡眠が取れず、この悪夢から早く脱出したいとベッドの上でひたすら痛みに耐えておりました。

なかなか入眠できない私に、看護師さんが寝やすいようにと抱き枕を持ってきてくれたり話を聞いてくれたり・・・私の心に寄り添ってくれました。

このときこのように看護師さんが私の心に寄り添ってくれていなかったら、私の産後メンタルはもっと崩壊していたと思います。
看護師さんって素晴らしい職業だなと心底思いました。

そしてこのたった2時間の睡眠で、痛みが劇的に改善!
産後の回復力がこんなにもすごいとは思っていなかったです。


いつまで続くかわからない痛みに耐え続けていたとき、もう二度と出産(帝王切開)はしたくないと心の中で嘆いていました。

けどこの一晩の痛みに耐える辛さと、これからずっと我が子と一緒にいられる幸せを天秤にかけると、こんな痛み、全然ちっぽけなものだ!そう自分に言い聞かせていました。

娘に会いに朝からNICUへ行くと、保育器が取れており酸素の補助なしで呼吸ができるまでになっておりました。

保育器が取れていることに感動してまた涙。
本当にこの頃は何かあるとすぐに泣いていました。

帝王切開後の初乳

娘がミルクを飲む姿を見ていると、
「夕方からは直母に挑戦してみましょう!」
と言っていただきました!
いよいよ授乳。緊張と楽しみな気持ちでいっぱいで、早速部屋に戻って授乳のイメージトレーニングをしていました。

入院前に用意していた授乳クッション。
ついに使うときがやってきました。この授乳クッションは本当に役にたちました!
使っていたのはエールべべの3wayクッション。

エールべべ・3way クッション マカロン【北海道・沖縄・離島配送不可】

授乳クッションを膝の上に乗せ、2Lのお水のペットボトルを娘に見立ててのイメージトレーニング。

初めての授乳にワクワク、ドキドキしながら時間がくるのを待っていました。


そしていよいよその時が。
娘のミルクの時間に合わせて再びNICUへ。

母乳の方は、昨夜から始めた、母乳の開通マッサージの効果もあって(?)じゅわ〜っと母乳がにじみ出るようにまでなっていました。

胸も張りぎみで母乳もたまりつつあるそうで、あとは開通したらもう出るのも間近だと言ってもらえました。

上手くいくとこれから娘におっぱいを吸ってもらうことが刺激になって開通するかもしれないということで、


期待を込めて、娘の口に乳首をイン!!!


結果、娘、ギャン泣き。
全然吸わない。

まず、乳首の咥えさせ方がわからなかった。

「初めてのことで赤ちゃんもびっくりしてるのかな〜?」と看護師さんがフォローしてくれるも、すこし落ち込みました。

何度か挑戦したけど、結果、全て失敗でした(>_<)


直母どころか口に含むことすら出来なかった…。
この先大丈夫かな。。。
と傷心しつつ部屋に戻り、助産師さんに母乳について相談してみました。

助産師さんの回答は、
「とりあえず初乳が出つつあるから、しっかりマッサージをして開通させてあげましょう!」

ということで、助産師さんによる拷問の時間いや、母乳開通マッサージが始まりました。
乳首をつまみ倒しひねくり回し、もう痛いのなんの。
母乳がでるまでの道のりについては別記事で詳しくまとめていますのでよろしければお読みくださいませ。

そしたらポトポトと母乳が出だしてきた。

「わ!母乳でた!」が私の第一声。

「出たね〜!タイミング的にすごくいい時間だから、このまま搾乳して赤ちゃんに飲んでもらいましょ!」
と言ってもらい、そのまま手絞りで搾乳もしてもらいました。

「これからは自分で搾乳もすると思うので、搾乳のやり方もしっかりと見て覚えておいてくださいね」
と言われ、乳首をつままれてる痛みに耐えつつも搾乳のやり方をガン見していました。

初回で採れたのは1.5ml。
私は「たった1.5ml」と思ったのですが、助産師さんは「少ないと思うかもしれないけど、この1.5mlの母乳が赤ちゃんにとってはすごく大切な栄養源になるのよ」と教えてくれました。

これから3時間ごとに搾乳して娘に飲んでもらうことになりました。

2回目に採れた量は3.5ml。3回目に採れた量は6.0ml。
徐々に母乳も出るようになってきました。

母乳が出始めたのが夜だったので、搾乳→睡眠→搾乳→睡眠を繰り返し、搾乳するたびに看護師さんに採れた母乳を渡しておりました。

母乳育児、ついにスタートです。

帝王切開ブログ⑨につづく

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