【帝王切開レポ③】帝王切開当日の流れ(手術前)と尿道カテーテルの挿入について

【帝王切開レポ③】帝王切開当日の流れ(手術前)と尿道カテーテルの挿入について

帝王切開当日の流れ(手術前)

1.起床・身支度

帝王切開の手術開始予定時刻は午前10時でした。
4時間前の朝6時に起床し、歯磨きの時間。
次いつ歯を磨けるかわからなかったので、歯磨きは念入りに。

その後、病院指定の手術着に着替えて点滴をしてもらうのを待っていました。
(絶食・絶飲のため朝食は無しです)

2.点滴開始

身支度が終わると点滴開始です。
これからの私の大切な栄養源です!笑

3.NST(ノンストレステスト)

ベッドの上でNST(ノンストレステスト)をしてあかちゃんと私の状態の確認です。
これが最後のNSTになります。

4.着厚ソックスの着用

血栓防止のために着圧ソックスを着用しました。
ベッドの上に寝たきりの状態で助産師さんに履かせてもらいました。

5.浣腸or座薬投入

今回の帝王切開の難関の一つと思われていた浣腸でしたが、私が入院した病院では浣腸ではなく座薬でした。
少しだけお腹がギュルギュルしましたが、激痛もなく、いつも通りな感じで難なくクリアしました。

6.荷物の準備

産褥ショーツや前開きのパジャマなど、荷物の準備をしました。
これは後々、看護師さんが着替えさせてくれる着衣になります。

7.内診

荷物の準備が終わると、内診室に移動し、異常がないかの最終検査をしました。

8.尿道カテーテルの挿入

内診が終わると、そのままの状態(全開脚の体勢)で、尿道カテーテルの挿入でした。
尿道カテーテルの挿入については、事前に「麻酔後に挿入してほしい」と伝えていたのですが、私が入院した病院では、方針上、麻酔をしてからのチューブ挿入はしていないらしく、希望は通りませんでした。

看護師
看護師

病院によって順序や方針は違うので、気になるのであれば事前に聞いておくと良いでしょう。

9.手術室へ

尿道カテーテルの挿入が終わると、いざ、手術室へ。
手術室へは車椅子を押してもらっての移動です。

付き添いの家族は手術室の前で待機になるのでここでお別れになります。

尿道カテーテルの挿入について

挿入は一瞬で終わる!

尿道カテーテルの挿入は、不安要素の一つでもありました。
あんなところにあんな管を挿すなんて、想像しただけでソワソワ…

すごく恐れていましたが、結論から言うと、カテーテルの挿入自体は一瞬の出来事なので、それほど恐れるものではなかったです。

内診の続きでカテーテルを挿入したので、いつもの台の上で両足を開脚した状態で、

「はい、ではチューブを通します~!ふぅ~っと息を吐いて~」

と言う看護師さんのタイミングに合わせて、ふぅ〜っとめいっぱい息を吐き、チューブを一気に挿入。


痛みはないけど、違和感と不快感があるという感じで、
「えっ?おしっこ行きたいかも?漏れそう?ん?漏らしてる?」のような不思議な感覚でした。

しかしこんな感覚があるのも最初だけ。
手術室に行くと緊張の方が大きくて、こんな違和感なんてどうでも良くなりました。


唯一辛かったこと

出産後はカテーテルの違和感や不快感は何もなく、全く気にならなかったです。
むしろ「トイレに行く手間が省けてラッキー!」とまで思っていました。

唯一辛かったのは、カテーテルを外した後の排尿痛でした
事前に排尿痛があると知っていたら心構えもできていたと思うのですが、私は知らなかったので、排尿後、突然生理痛のような鈍痛が襲いかかってきたのでとても驚きました。

手術直前、付き添いの家族に頼んで良かったこと

実は帝王切開が決まる前、私は立ち会い出産を希望していました。
しかし帝王切開となると立ち会うことは出来ません。

立ち会いのときに私とあかちゃんの2ショット写真を撮ってほしいと思っていたのですが、それはできなくなったので、バースプランに「カンガルーケアのときの私と娘のツーショット写真を撮って欲しい」と書いていました。

しかし、病院の返答は「NO」。
手術室へのカメラの持ち込みが出来ないので希望は通りませんでした。

とても残念でしたが仕方がないので諦めることに。

帝王切開の場合、生まれたばかりの赤ちゃんはいったん手術室から出て処置室に移動し、私は手術室で引き続き処置をしてもらうので離れ離れに。
その移動のタイミングで付き添いの家族があかちゃんを見ることができるとのことで、そのときにあかちゃんの写真を撮って欲しいと家族にお願いしておりました。

出産後、娘は新生児一過性多呼吸のためNICUに入院することになり、私がカンガルーケア以降、娘に会えたのは出産2日後。

早く娘に会いたいのに会えなくてとても寂しい思いをしたのを覚えています。

なので、このときに家族が撮ってくれた写真は、今ではとっても大切な宝物です。
この写真を見ると娘と初めて対面したときのことを鮮明に思い出します。
私にとって、特別な写真になったのです。

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